プロジェクトK 喜代川修繕プロジェクト/うなぎ喜代川5代目ブログ

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プロジェクトK 喜代川修繕プロジェクト

プロジェクトK 第二章 ~文化財登録への道~

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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早く出雲へ飛脚をたてて
結び違いのないように ~都々逸~

=============

プロジェクトK 第二章 ~文化財登録への道~ が本格的に始動しました。

修繕をまとめてくだすった現場監督と、行政の担当者さんをまじえての打ち合わせをでございました。
手前どもが目指しているのは国(文化庁)での登録です。

この登録制度は,”近年の国土開発や都市計画の進展,生活様式の変化等により,社会的評価を受けるまもなく消滅の危機に晒されている多種多様かつ大量の近代等の文化財建造物を後世に幅広く継承していくために作られたもの”です。
(文化庁HP:http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/yukei_kenzobutsu/)

手前どもは初代より日本橋小網町という街で140年にわたり商いを続けてまいりました。建物は関東大震災で一度建て直しをしたものの戦前昭和2年より戦禍を免れて今日にいたっております。この建物・景観を後世に残すのは一商いを超えた使命だと考えております。

文化庁への申請には実に様々な資料が必要で、

 1、建築史的意義 

 2、文化的意義

の両側面からアピールしてまいります。1、はプロである建築士チームに託し、店側では2、文化的意義に関する資料収集を。何分口伝が多いので記録媒体をどれだけ集められるか難しいですが、「うなぎ喜代川」の歴史を紐解いていくようで静かにわくわくいたしております。当代5代目のライフワークとしてひとつの形に残せるよう精一杯努めます。

いろいろなご縁に心より感謝いたしております。うまく結ばれますように。

創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将 ご予約. 03-3666-3197
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橘右之吉さん招喜

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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開店日、橘右之吉さんが直々に招喜(まねき)を届けてくださいました。

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ずっと憧れていた、うのさんからの招喜。

このたび、工事監督のキャルハウスさんより贈呈いただきました。

本当にうれしいです。一生もの、いや店が続く限りの縁起物です。

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お座敷玄関に飾りました。

これからの年月で色づく風合いもお楽しみください。

依頼の様子:https://www.unagi-kiyokawa.com/blog/2015/01/post-600.php

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プロジェクトKチーム紹介 最終回 ■監督■

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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長らくお届けしてまいりました「プロジェクトK」、こと喜代川修繕プロジェクト

大トリはこちら、監督の菅原さんです。

思い起こせば2013年のエアコン大交換から、切実だった雨漏り対策、

そして話し合いを重ねての喜代川大修繕計画実現まで、

菅原さんとのご縁がなければ私はこんな大きな決断をしなかったと思います。

長期休業、多額の費用、本当に元通りに戻るのかという不安もありましたが

「この方に任せれば大丈夫」という信頼をもってお願いすることができたのは

菅原さんの仕事への丁寧さに他なりません。職人さんが帰ったあと廃墟のような

喜代川で一人真っ暗の中点検をなさっている姿を何度も拝見し、

また、同時多発的に発生する問題を冷静に淡々と処理しながら仕事を配分し

工事をまとめていくスキルは素晴らしいと何度も感服いたしました。

もし、「どこへどう頼んだらいいのか分からない」というのが理由で

建物の維持を手放してしまう方がいらっしゃいましたらどうぞキャルハウスさん

へお問い合わせください。手前どもが実例として、歴史ある建物=日本の技術が後世に

残ることになればこれほど嬉しいことはございません。

株式会社キャルハウス

http://www.cal-house.com/ (HP内に工事の詳細もあり)

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プロジェクトK チーム紹介 建築士Fさん

こんにちは。うなぎ喜代川です

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こんなこともやってしまいます。

建築士Fさん。

お座敷にあった、今はもう使えなくなっていた扇風機に羽をつけてくださいました。

なんと、このための特別誂えです。

おそらく昭和初期!?のナショナル製です。

もう何年も前に電気の傘を変えた際に合わなくなって取り外した羽が現代に蘇りました。

色ももともとついていた本体に合わせて塗っていただき、

あたかも昔からそのまま残っていたように自然です。

しかも、動きます!電気チームに配線を組んでもらい実現いたしました。

ちなみに、全部のお部屋にあっても無粋なのでこちらの1室のみ。

このブログをお読みの方には特別に回してお見せしますので

お申し付けくださいませ。

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プロジェクトK 庭師④

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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外の木を植えました。

以前と同じように、竹です。

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植物があると温かみがでてきますね。

建物中央には念願の柳がきました。

今は冬で枝だけですので早く春が来てほしいなと願っております。

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プロジェクトK 屋根⑦

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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工事監督から予備の屋根瓦をいただきまして、覚書を。

今喜代川で使っている瓦の形は珍しく、探すのに苦労しました。

なんとかまだ持っている方を探し出し、分けていただいたそうです。

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恐らく、次に屋根を補修するのは何十年後です。その時に探そうと思って見つかる可能性はかなり低いと思われます。

私が生きてる間には使わないかもしれませんので、メモを残しました。

今回の修繕はそれ程先を見越して計算してもらっています。



皆様どうぞお運びくださいませ。

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プロジェクトK チーム紹介 畳②

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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ついに畳が戻ってきました。

修繕初期に登場したきりの畳屋さんですが、見えないところで作業いただいておりました。

畳の縁もサンプルをみながら選びました。以前と同じ雰囲気のタイプで揃えました。

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畳がないとこんな状態でしたが↑

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しっかり「お座敷」に戻りました。

イ草のいい香りがします。

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プロジェクトK 庭師③

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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座敷玄関つくりが始まりました。

以前と同じこの細い竹(清水竹)は生産量が少なく、壁を囲う分だけの量を揃えられるか不安でしたが

なんとか探し出していただきました。もっと太い竹ならば簡単かつ安価に仕入れられるそうなのですが

一番お客様の目に触れる場所ですのでどうしても江戸らしくすっとした空間をつくりたく、こだわりました。

節目を揃えて裁断いただき、足元はこげ茶色の太目のたけで印象を引き締めてもらいます。

1本1本をくぎで打ちとめるのでえらく手間がかかる仕事をしていただいております。

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プロジェクトK チーム紹介 厨房②

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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厨房器具を運び入れています。

壁の工事をしましたので若干寸法がづれたところがあり、

あと数㎝のところで棚が入らなかったりとハプニングもありましたが

皆さんの協力のもの無事はめ込みました。

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急激な速さで光景が元に戻っていき、こころが追い付かなくなっております。

嬉しい気持ちと、再開への焦りがでてまいりました。

 

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プロジェクトK チーム紹介 左官⑥

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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先日少しご紹介した、1階テーブル席入口です。

テーブル席床と同じ「洗い出し」になります。

木の棒で囲ってあるところは溝になる部分です。

昔ながらのデザイン、方法でつくっていただいております。

こちらから指定せずとも「昔ながらを残す」という私の意を汲んだ仕事をしてくださって

本当に感謝いたしております。

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二階お庭周りの壁の後処理。大詰めです。

 

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プロジェクトK チーム紹介 左官⑤

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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お座敷玄関の床石はめ。まるでパズルのようです。

石自体は今までのものを使いますので、元にもどすのに大変な手間がかかります。

私はこのような作業が不得手ですので、全くもって尊敬のまなざしで眺めてしまいました。

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お楽しみに

 

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プロジェクトK チーム紹介 庭師②

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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庭師さんが土を運び入れました。

建物への負担を考え、あまり重量のない土を選んでいただきました。

そのような土壌があるのですね。

楽しみです。

 

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プロジェクトK チーム紹介 大工⑧

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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念願のお帳場が完成しました。

お客様からの目線と使い勝手の両方を考慮し、監督と大工さんと相談してつくってもらいました。

シンプルながらこだわりがありましたのでイメージ通りに仕上がって嬉しいです。

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後ろの棚は以前のものをそのまま戻しました。

 

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2階お座敷雨戸も完成です。

できるだけ以前の素材を残したかったので、新しいものとちぐはぐですが

時が経てばいい風合いになることと思います。(ご利用時は開けていますので見えません)

 

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まだ簾をつけていないので外からも不思議な光景です。

 

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プロジェクトK チーム紹介 左官④

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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お座敷玄関の壁の直しにかかっています。

お客様が写真に写す、一番人気ある造作ですので喜代川にとって大切な場所です。

画面木の部分は今回の修繕で変えた箇所です。

以前は洗い出しでした。=塗った壁。

しかし、工事の過程で剥がしでみたところ下にはこのような木の後が出てきまして

おそらく建設当初はこのような感じだったのかと思います。

今回はそれを復活させることにいたしました。後程塗りに入ります。

 

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テーブル席の入口。

木の板で囲ってあるのは今回新たに作る階段です。

基礎工事を行い建物を持ち上げたことにより、道路面との段差ができました。

なだらかなスロープにできればよいのですが、幅が狭いため関係で急斜面になってしまうので

階段をつくることにいたしました。安全面から幅広にしてあります。

 

 

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プロジェクトK チーム紹介

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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厨房にステンレス板を張りました。

一気に飲食店感が戻ってまいりました。

 

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プロジェクトK チーム紹介 大工⑦

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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桟をつくってもらっています。

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きれいな溝です。

今までは長年の使用によりかなりすり減っており使用に難がありましたので

これですっきり滑るようになるかと思います。

 

ちなみにですが、大工さんのカンナは何十万円もしたそうです。

何十年もまえにその位のお値段でしたのでかなりですね。

自分で研いで大事に使っているそうです。

いい職人さんのつくった品はやはり使いやすいとのこと。

大工さんにとっては商売道具ですからね。

 

私もこれから色々と店の調度品もを揃えていくことになるので、予算と合わせながら

「いいモノ」を見極める目を養わなければいけないなと思いました。

 

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プロジェクトK チーム紹介 庭師①

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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庭師さんに来ていただき、木々を植えるスペースの確認をしました。

昔からお世話になっている造園屋さんです。

2階お庭、お座敷玄関、正面の植木を担当していただきます。

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今回こだわるのは店正面真ん中の木です。

絵のように、何十年か前は柳が植わっていました。

しかし手入れが難しいためいつしか紅葉に植え変え現在にいたっていました。

 

しかし、やはり江戸には柳が似合うのではないかという思いがありましたので

このたび柳に戻すことにいたしました。

 

植えたばかりのことは膝下くらいですが5,6年経つと建物中間の瓦くらいまで育つそうです。

その成長も楽しみにしていただければいいなと思います。

 

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プロジェクトK 工事再開

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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工事監督のキャルハウスさんが素敵なお正月飾りを用意してくださいました。

本日5日より工事再開です。

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ふすまの和紙と帯を選びました。

今までのものはかなり昔に誂えたものなので、全く同じ素材はありませんでしたが

写真を見ながら一番近いものを選びました。

 

1階と2階で帯を変えることにしました。

さあ、私はどれを選びましたでしょうか

お楽しみに^_^

 

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すごい方に作っていただきます 招木 橘右之吉さん

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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日本橋三越催事出店中の江戸文字書家【橘右之吉さん】を訪ねました。

工事無事完了の記念として工事監督より招木(まねき)を贈っていただけることになったためです。

右之吉さんの招木はずっと憧れでしたのでこのような機会をいただけれ本当に感謝いたしております。

招木とは・・・

 江戸時代、宿場の茶屋や旅籠では、馴染み客が贈った手拭いや木札を表に並べて掲げる光景がよく見られました。そこには組や講中の名前などが記されており、旅慣れぬ人々にとっては、不案内な土地で見知った名前に出会うのは心強いものでした。それが新たに客を呼び込む事に繋がり、「招木」「招喜」の文字が当てられ、景気をつける招福の縁起物として飾られました。文化・文政頃には、銘木に額彫り、更に漆を注した凝った招木看板が作られ、千客万来を祈念する玄関飾りとなりました。(株UNOS HPより)

文字に使う漆は湿度で乾くとのことで、乾燥している今の時期は一番作業に時間がかかるそうです。

依頼が遅れてしまいましたので急きょ大急ぎで作成いただくことになりました。

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プロジェクトK 年内工程終了

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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本日29日をもちまして年内の工事は終了いたしました。

来年は店内を中心に修復が進みます。

 

今年も色々なことがあり、周りの皆様のお知恵お力を借りて勉強させていただいた一年でした。

お越しいただきまた支えてくださる皆様のおかげで今年もなんとか続けることができました。

誠にありがとう存じます。

 

これからも末永くご贔屓賜りますよう従業員一同よろしくお願い申し上げます。

 

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プロジェクトK 足場を取り外しました

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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ついに足場が外れました!!

久しぶりに姿を眺められてほっといたしております。

 

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こうなる前には現場左官などのみなさんによる廃棄材処分なども。

別に建物を崩しているわけではないのですがやはり色々と廃材がでるものなのですね。

 

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プロジェクトK チーム紹介 左官③

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

 

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1階テーブル席の床です。

一見殺風景なコンクリート打出し!?に見えますが、いやいやこれからです。

 

 

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完全に乾ききらないうちにこのように表面を洗い出します。

すると、今までのように小石が浮き出ているような感じの床になっていきます。

この作業のゆえにこのような床は「洗い出し」と呼ばれています。

 

この床面の色もサンプルから選びました。

できるだけ今までに似ているものを選びましたのでさほど違和感をお感じにならずにすむと思います。

 

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プロジェクトK チーム紹介 屋根⑥

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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屋根屋さんによる銅板カット。

 

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屋根の鬼です。デザインをいくつか見せていただき、選びました。

お客様からは見えにくいですが、周りのビルの方からはしっかりと見えるかと存じます。

 

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皆様からよく見える部分はこのように楕円形になっています。

 

これにより屋根葺きは完了いたしました。

今回の工事で屋根は瓦をやめ、このように銅版に変えました。

理由は、瓦では重すぎて建物自体への負担が大きくなってしまうためです。

 

上、右の写真の下部の樋は以前からあったもので材質としては同じです。

このようないい色になるには何十年もかかるそうですが、その経過も含めてこれからの喜代川を

見守っていただければこの上ない喜びです。

 

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プロジェクトK チーム紹介 左官②

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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今日ご紹介するのは左官チームです。

喜代川の壁ははめ込みパネル!?ではありません。ちゃんと塗ってもらっています。

以前、3.11で割れた壁もなおしてもらいました。

→「周りの壁と違和感のないように」とお願いしたところ、いらしたお客さんが

誰も塗り直しに気付かなかった!!、という素晴らしい腕の持ち主です。

 

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2階のお部屋の一部。

ライトの関係で明るく写っていますが、今までの照明に戻せばなんら変化を感じさせないような

出来栄えです。

 

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1階テーブル席もご覧のとおり。

木の部分は大工さんの仕事ですが、下の黒い部分は左官さんの仕事です。

このように工事は分業で着々と進んでおります。

 

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プロジェクトK チーム紹介 大工⑥

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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大工さんによる、2階座敷窓の桟修理。

 

桟は建物90年の歴史によって大幅に削れていましたので調整をしてもらっています。

同じく、雨戸の桟も直してもらいました。雨戸自体は割れていた箇所などを直し、極力元の板を使えるようにします。

 

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雨戸の戸部分からはおそらく建築当初?の大工さんによる寸法の指示が。

このようなのが出てくると感動してしまいます。

 

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プロジェクトK チーム紹介 大工⑤

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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1階テーブル席、一気に元の姿を見せてきました。

中央に置いてあるのは大工チームの板です。テーブルではありません。

 

画面左の黄色い柱のところに新たに壁ができます。

今まではすだれにしていましたが、耐震の計算上壁が必要となりました。

 

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プロジェクトK チーム紹介 大工④

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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プロジェクトK、大工チームのご紹介です。

実際お客様の目に触れる部分を担う非常に重要な作業をしてもらうチームです。

建物を持ち下げた今、壁の土台貼り付け等の仕事が急ピッチですすめられています。

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1階テーブル席の壁もこのように元通りになりました。

一度取り外した板をそのまま使っています。

あまりに今まで通りの光景すぎて気づかなかったくらいです。

大工さん曰く、これを元のようにはめなおすのが非常に難しかったとのこと。

素人目には分からないところでも職人さんの技が光っているのですね。

 

設計士さんの話では、これだけ構造的に大掛かりな修繕をしたにも関わらず、お客様からは意外に

分からないですよ(笑)とのこと。建具や素材は元通りに戻しますので。

 

それこそまさに喜代川が求めていたことです。

 

今まで崩す一方の作業が多くて正直さみしかったのですが

これからは復元していきますので、気持ちが明るくなり始めております。

 

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

 

 

プロジェクトK チーム紹介 屋根⑤

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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屋根葺きが始まりました。

銅版を葺いています。

 

今まではすべて瓦でしたが、瓦の重みが建物の負担になっていたことと、

三方をビルに囲まれているため瓦の役目の一つであう台風などの風の影響がほぼないことから

このたび銅版に変えることにいたしました。

 

一瞬ぎょっとしてしまうくらい金ぴかですが半年もすれば趣のある風合いになるそうです。

お客様から見える部分、つまり路面から見える箇所に関しては瓦を置きますので

お越しいただいた際の外観には変化がないようにいたします。ご安心くださいませ。

 

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

 

プロジェクトK チーム紹介 左官①

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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左官さん=壁を塗る職人さん による作業が始まりました。

上は「霧子の間」です。畳も壁もないので実に殺風景ですね。

白くなっているのは壁の下地で、これから以前のような色の壁を塗っていきます。

 

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他のお部屋もご覧のような状態です。

さあ、これから元にもどっていく過程をどうぞ楽しみになさっていてください。

 

うなぎ喜代川 5代目若女将

プロジェクトK 建物が持ち下がりました

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

 

建物を持ち上げての基礎工事が無事終わり、曳家さんにまた建物を下げてもらいました。

 

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前より15センチ程高くなりました。

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耐震用の器具をはめています。

これを壁に入れることによって揺れによる損害を抑えることができるそうです。

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こちらは荒壁パネルといって、見た目は土壁のようですがしっかりと建物を補強してくれる壁です。

今はこのように積まれていますがこれから大工さんよって取り付け作業がスタートします。

 

うなぎ喜代川5代目若女将

プロジェクトK 曳家 ④

こんにちは。喜代川です。

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関係者が固唾をのんで見守る中、ついに建物が持ち上がりました!

 

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 20センチ程持ち上がった状態。

左側の柱の黒い板の下部、が今まで地面だった位置です。

横になっている木と下の石は接していました。

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    ↓

    ↓

    ↓

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ものの30分でこんなに持ち上がりました!!

 

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壁に穴をあけ、床には木で土台をつくります。

 

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地面近くからの図。

首の辺りまで上がった組み板!?をくぐり抜けながら仕事を進めます。

あまりのかっこよさに惚れ惚れと見入ってしまいました。

動画 其の壱⇒こちら

動画 其の弐⇒こちら

動画 其の参⇒こちら

続けてご覧になるとよくお分かりいただけるかと存じます

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チーム曳家のみなさん。背負う「曳」の意匠もかっこよく。

次回は建物を下げるときにまたお力添えいただきます。

 

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

プロジェクトK チーム紹介 曳家③

こんにちは うなぎ喜代川です。

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匠の技、着々と進んでおります。

銅材組みに入りました。

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建物を持ち上げるときに必要な機材です。

 

建物の全体像は動画でごらんいただけます ⇒ こちら 

壁にたくさん穴をあけ、神輿の担ぎ棒のように組んでいるのが分かります。

 

 淡々とすすむ作業はさすがプロです。

 

 

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

プロジェクトK チーム紹介 曳家②

こんにちは。うなぎ喜代川です

 

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だんだん組まれてきました。もうわたくしは中へは入れません。

このように土台と床の間に鋼材を通して、鋼材と柱をつないでいきます。

 

 

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プロジェクトK チーム紹介 曳家 ①

こんにちは。うなぎ喜代川です。

曳家さん初日です。
建物内にレールがセットされ始めました。

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曳家=ひきや、とは建物をそのままの形状で移動させる職業です。

そんな技術があるのですね。

 

曳家技術自体は太古の昔エジプト時代からあるそうで

日本では加藤清正が指揮し慶長2年に大きな石曳きをしたとのことです。

←社団法人曳家協会HP:http://www.nihon-hikiya.or.jp/hikiya.html より。

 こちらの協会のHPでは普段一般の人がなかなか目にすることのない曳家の仕事が

 詳しく紹介されています。どうぞのぞいてみてください。

 

今回喜代川は移動はさせませんが、この「曳家さん」による持ち上げの技術が必要となってきます。

 

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

プロジェクトK チーム紹介 大工③

こんにちは。喜代川です。

 

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玄関の床を取り外しました。

お分かりになりますでしょうか?沓脱石(くつぬぎいし)がごろんと残っています。

 

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外した床は大事にトラックへ。

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「大事に運びます」との言葉とともに預かっていただくことになりました。

 

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階段も途中から無くなっています。不思議な光景です。

 

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プロジェクトK チーム紹介 大工②

こんにちは。喜代川です。

解体チームによる壁崩しが一段落しましたので、次は大工チームによる木材はがしです。

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廊下の板一枚一枚に番号をふっています。

この板は一旦はずし、また元の位置に戻します。

 

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丁寧にはがしていきます。

画面奥はもうはがし終えた床です。

 

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きれいにはがれました。

順調です。

 

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

プロジェクトK チーム紹介 解体 ⑤

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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座敷玄関

 

灯篭は一時移動させました。

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ちなみに、以前の姿。

 

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

 

プロジェクトK チーム紹介 大工①

こんにちは。うなぎ喜代川です。

 

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屋根に下地の防水紙を貼りました。

 

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先日瓦と土を撤去しましたので (↑ 先日の図)

代わりに野地板と言う下地の板を貼りその上にフェルトの防水紙を貼っています。

屋根屋さんが用意し、大工さんが貼りました。

 

これでたいていの雨は漏らなくなります。

 

屋根はこれにて一旦お休みとなります。後に銅板を葺きます。

 

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

プロジェクトK チーム紹介 屋根 ④

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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屋根です!晴れた今日、ついに屋根瓦を全て撤去してもらうことができました。

 

喜代川の屋根は昭和2年の建築時からほぼ手つかずの状態でした。

よって、瓦と瓦は当時の手法のまま土で重ねてありました。

戦争を挟んだ長い年月の中でたまった煤がすごくて、屋根チームの顔も炭鉱夫のような煤だらけに。。

 

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こちらは鬼がわらです。

劣化により崩れてしまったものもいくつかありましたが、この4つはほぼそのまま取ることができました。

一番右のものだけは新しいので、恐らく過去に修理をしたときに換えたものだと思われます。

残りの3つは昭和2年当時のものです。

 

「ずっとここ(喜代川)にあったものですから、これからもここにいてもらったほうがいい」

という建築士さんの言葉により、修繕後もなんらかの形で残そうと考えております。

庭師さんと相談して、中庭か玄関などに飾りたいです。

ずっと店を見続けてきた守り神ですね。

 

 

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

 

プロジェクトK チーム紹介 解体 ④

こんにちは。うなぎ喜代川です。

 

解体中の「霧子の間」の床の間よりすごい物がでてきました。

畳の下に敷いてあったそうです。

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昭和9年の東京朝日新聞です。

東京朝日新聞とは現朝日新聞の前身で、明治期には夏目漱石や石川啄木が在籍していました。

 

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満州帝国の公債募集をしていたり、

 

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6年前(昭和3年)に開場した浅草松竹座ではエノケンの国定忠治をやっていたようです。

 

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芸妓連れの心中事件など。文体やかなづかいがまるで文芸作品のようです。

劣化ヤケに80年の歴史を感じます。

 

現場監督も思わず手をとめて読み入ってしまったとのこと。

確かに、単にアーカイブを見るのではなく『発掘』されたという点で興味が増します。

私も時を忘れて読み入ってしまいました。

これが現実だった時代に、この部屋で畳替えをしていたんだなと想像すると感慨深いです。

喜代川埋蔵品として、額にいれて飾ったらお客様にもおもしろいかしら。

 

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

 

プロジェクトK チーム紹介 解体③

こんにちは。喜代川です。

まだまだ崩します、解体チーム。

最終的に曳家さんに建物自体を持ちあげてもらうのでかなり崩しておく必要があるのです。

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1階テーブル席です。

お客様目線で。入口から入った光景はこんな感じになっています。

厨房との仕切りの壁も崩し、天井も格子状になりました。

 

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なんと。こちらお手洗い。

壁と扉を取ったので丸見えです。水道は止めているのでもちろん使えません。

 

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あられもない姿のお部屋。

畳を取り、壁もとり、下の床もとり、地面がむき出しとなりました。

周りにビルが建った時の影響と思われる地盤沈下への補強!?らしきものがしてあったのですが

なんとまぁ石を突っ込んだだけの状態の部分がありました。それで建物を支えていたかと思うと

かなり危険な状態だったそうです。

 

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耐震対策のため壁は作りなおしますが、柱はそのまま使います。

よって、木の繊細な部分の崩しは今後大工チームに引き継ぐことになっています。

 

建物持ち上げの日に向けて、どんどん軽くなってまいりました。

 

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

 

 

プロジェクトK チーム紹介 解体 ②

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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ついに喜代川名物の中庭を撤去しました。

すっからかんです。

 

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これにより、厨房の雨漏りの原因となっていた個所が判明しました。

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↑ お手洗いの壁下の部分と、

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↑ 霧子の間の床の間の辺り(写真右下部)です。

 

劣化に加え、以前植えられていた大きな紅葉などの木の根が浸食していったようです。

手入れをしたのちまた土を入れ、新しくお庭をつくりなおします。

 

変えるもの変えないもの、日々決断です

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

プロジェクトK チーム紹介 解体 ①

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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解体チームです! 

今回の要である厨房の壁、2階お庭を中心に、建物内壁、玄関など

柱や残すもの以外の部分をさくさく解体してもらっています。

風塵の舞うなか、さくさくと崩してもらいました。

 

上下の写真は10月6日掲載の記事と同じ位置から撮影しています。

比べてみてください。もうどこの建物だか分からない感じです。

 

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壁の中からなんと窓がでてきました!(写真右部)

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こちらの窓は30年程まえ、まだ店舗に住んでいたときのお風呂場の窓だそうです。

昭和らしいすりガラスでした。他にも下の写真のように数か所から「発掘」され驚いております。

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さて、みなさんにぜひお見せしたいのがこちらです。

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分かりますでしょうか。

こちらが、建てた当初、昭和2年の壁の中です!

表面の土壁を剥したらこんな風になっていました。

 

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ご覧ください。

竹を格子状に組んで、それを細い縄で編んでとめています。

これを一つ一つ手作業でしていたとおもうと、すごいなぁと頭が下がります。

90年経ってもこのとおりです。

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毎日が歴史との出会いです。

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

 

 

 

プロジェクトK チーム紹介 畳

こんにちは。うなぎ喜代川です。

プロジェクトK 各チーム紹介 その5

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畳チームです! (今日はお一人)

普段からおつきあいしている畳屋さんです。

喜代川は建物のゆがみ上規格の畳がうまく入らなかったのですが

なんとか形にしていただいてきました。

 

うしろの荷台に積んでいるのは畳です。

店内全ての畳を剥しました。

 

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見覚えあるかたいらっしゃいますか?

1階奥にある畳のお部屋です。

現在このように全てのお部屋で畳をはがして板の状態になっています。

 

そろそろ「工事現場」感が増し、作業中の店内に入るのが難しくなってきました。

休憩時間などを見計らって潜入レポートを続けます。

 

 

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

 

プロジェクトK チーム紹介 鳶

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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チーム鳶! 清涼感のある青いヘルメットが素敵です。

作業が非常に丁寧、ということで現場監督が他の現場でも指名しているというプロチームです。

そういう方々なのでやはりひっぱりだこで中々スケジューリングが難しかったようですが

なんとかご縁をいただけました。感謝しております。

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工事はいよいよ足場組みに入りました。

喜代川の前の道路は狭いため、歩行者通路の確保が先決です。

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あっと言う間にこんなしっかりとした足場ができました。

上の写真は、今後の工程を計算に入れて支柱の位置を調整しているところです。

後に屋根瓦を全て取り外すのでそれを見越した準備が必要となります。

 

=============

こちらの鳶チームの仕事の丁寧さ、誠実さにはいたく感動いたしましたのでぜひ紹介させてください

 

正直なところ、私には鳶という職種はがさつ、、作業が乱暴!?という偏見がありました。

力まかせでオラオラ系、といいますか・・・ ←関係者の方ごめんなさい

しかし、朝の打ち合わせがたまたま目にはいったのですが、

どの柱にくぎを打ってはいけないのか、それはなぜか、というように「指示+理由」できちんと共有できており

施工主の意図に添おうとしている姿勢を感じ安心いたしました。また、トラックを停める際、まずミラーを

倒す=歩行者の邪魔にならないように と作業長が若手を本気で叱っているのを見て、これまた目からうろこでした。もちろん、挨拶もしっかりなさっています。どうりで引く手あまたな訳です。こういう人たちを依頼主がほおっておくわけがありません。

 

普段なかなか接点のないプロの仕事を見れて、毎日勉強&発見です。

 

 

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

 

プロジェクトK チーム紹介 厨房

こんにちは。うなぎ喜代川です。

プロジェクトK 各チーム紹介 その3

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大人数。厨房チーム!左の写真:左から鹿野さん、海老原さん

 

この度の修繕工事の要の一つが厨房部分の壁です。

喜代川は3面をビルに囲まれている構造上、外壁の状況把握がむずかしいです。

厨房側の壁は隣のビルと接近しすぎており外側からの確認ができませんでした。

よって、厨房器機を「全て」運び出し、壁を崩して状況を確認したうえで作りなおすことになりました。

 

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プロフェッショナル仕事の流儀、といった感じです。
堅い留め具もなんその。

 

 

 

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外した什器の一部は一時的に1階テーブル席へ移動。

 

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取り外し直後。 電気も外したのでまるで廃墟です。

つい数日前までここでうな重を出していたとは思えない姿になりました。

禅の「諸行無常」という言葉が思い出されます。

全てのものはただ移りゆくもの、とどまるものはないのですね。

 

1日1日、工事現場らしくなっていっております。

あまりの変化に心が追いつかなくなってきました。

 

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

プロジェクトK チーム紹介 水道

こんにちは。うなぎ喜代川です

プロジェクトK 各チーム紹介 その2

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2番目となるのは 水道チーム!

、、とは言え実は本プロジェクトの水道部門は彼1人で担っています。

(恥ずかしい、とのことで横顔のみ(^^))

今日は黙々淡々と管を外してもらいました。

 

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実は喜代川は上下水道配管がどうなっているのかはっきりとは分かっておらず

これを機にきちんとした図面で残せたらと考えております。

 

水道担当は1人とはいえ、現場監督との連携がしっかりとれていますので心強く思っております。

 

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

 

プロジェクトK チーム紹介 電気

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

プロジェクトK 各チームのご紹介 その1

 

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トップバッターは 電気チーム!!!

左から、ボス菊池さん、大塚さん、小木さんです。

 

1年前、かなり危険状態だった屋根裏の配線工事をかわきりに、

効かなかった1階ホールのエアコン入れ替え

非常灯の交換etc 安心して皆様にお食事をしていただくための環境整備に大いに

お力添えをしただいてきました。おかげで雨漏りでもショートせず火災発生を免れました。

 

今日は各お部屋のエアコンを取り外しです。

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2階のこんなところや

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こんなところも。高所だろうが瓦屋根だろうが重い室外機もなんのその。

ワイルドです。

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昨日お知らせした料飲組合のpvでもご紹介しました「日立くん」。

お座敷で実際にご覧になった方も多いのではないでしょうか?

外すとこのような姿でした。無事お役目終了。今まで長い間本当にありがとう。

 

喜代川の電気経路はこちらの電気チームにしかと守られております。

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

 

発表! チームプロジェクトK

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

 

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プロジェクトK、こと喜代川修繕プロジェクトのチームメンバーです!

 

1年以上前から下調べやミーティングを重ね、

喜代川がかくありたいという姿を十分にお伝え確認し信頼関係を築いてまいりました。

全幅の信頼をおいておいております。

 

工事期間中、お一人一人を紹介していけたらいいなと思っています。

 

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将

 

 

荷造り

 こんにちは。うなぎ喜代川です。

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着々と進んでおります。

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プロジェクトK⑧ ~立案最終下見~

こんにちは。喜代川です。

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プロジェクトKこと、喜代川修復プロジェクト再始動です。

総監督Sさんのもとに、木造を得意とする建築士さん、大工さん、電気、建具、木材、解体の各専門家の皆さんが集い、立案のための最終下見にはいりました。

 

信頼を置いているチームのみなさんですので、今回のプロジェクトの方向性

「基本、現状を残す」をご理解いただき動いてもらっています。頼もしいチームです。

 

いらっしゃるお客様に「懐かしい」「ほっとする」「感動した」と感じつづけていただけるよう、

また何より私自身が大好きな建物ですのであと100年後にも残るように

今できること、すべきことをやっていこうと思います。

応援よろしくおねがいいたします。

 

■前回の様子はこちら

https://www.unagi-kiyokawa.com/blog/2013/10/post-453.php

 

 

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将 ご予約. 03-3666-3197

文化財への道

こんにちは。喜代川です。

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お招きいただきまして、井政(神田の家)でのイベントレセプションパーティーへ。

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普段は撮影禁止の内観もこの日は特別に撮影OKでして大変勉強させていただきました。

================

井政は喜代川と同じく昭和2年築。

現在は千代田区指定有形文化財として各イベントや一般公開されています。

 

実はには夢がありまして、

喜代川が中央区の文化財として登録されることです。

ビルの間で佇む姿を一目見たときから、「この建物をずっと残したい」と強く心に願っておりました。

新しいものがどんどん生まれる中、このような風情が残ったら素晴らしいことだなと感じております。

 

昨年より、区の方を含め色々な方のお力添えをいただき申請に向けて動いております。

共感いただけます方、どうぞお越しください。応援よろしくおねがいいたします。

 

いせい2.jpg 井政にて。小唄 千紫巳恵佳師匠

 

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将 ご予約. 03-3666-3197

お座敷玄関プチリニューアル

こんにちは。喜代川です。

近所の花屋さんから白砂利をいただき、お座敷の玄関に少し手を入れました。

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まるで季節外れの雪が降ったかのような感じに。

花屋さん、ありがとうございます。

今年で創業140年 うなぎ喜代川 5代目若女将 ご予約. 03-3666-3197

ガス博物館

こんにちは。喜代川です。

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こんなガス栓(接続部)見たことありますか?

喜代川では現役です。お部屋のストーブに使用しております。

さすがに廃棄型のようで、ガス屋さんから交換するよう指摘を受けました。

昭和建築の遺産なため記録しておきます。

 

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中央区近代建築物調査 ~工学院大学~

こんにちは。喜代川です。

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中央区からの委託で工学院大学建築学部の方がいらっしゃいました。

区内に現存する建築物の現状を把握し、文化財保護施策の基礎資料とするそうです。

(喜代川の古い図面を撮影中。あまりの古さに皆さん興奮。)

 

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中央区では三井本館や三越、高島屋が有名ですが、手前どものような商店でも

「時代の面影を残す歴史的な建造物として中央区の個性を形作っている財産」ととらえていただいているとここと。ありがたいことです。

 

来年秋には大規模な修繕を考えております。

現況を残すことを大前提で動いておりますが、昭和2年築そのままを味わえるのは今だけです。

どうぞお早めにお越しくださいませ。

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プロジェクトK⑦

こんにちは。喜代川です。

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再び電気工事の続き。

劣化により電線丸出しになっていた個所も交換し、これで取り急ぎは安心です。

 

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簾を照らずビームライトの位置も調整。

いづれこの室外機も見えない場所へ移動させたいです。

 

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換えそこねていたLEDも交換。

他、うなぎの火鉢のスポットライトも手直しし、2階エアコンの配線も交換しました。

喜代川建築当時、80数年前の電気線は電気屋さんも驚きの状態でした。。。

 

まだまだ挙げればきりがありませんが、一先ず終了とします。

お客様からは見えない部分ですが、着々と進んでおります。

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プロジェクトK⑥

こんにちは。喜代川です。

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店内や屋外についていた、携帯電話の電波受信機?を取り外しました。

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白い機械です。

何年も前に取り付けたそうで、電波状況が改善された現在はもうコンセントを抜いておりました。

 

江戸らしくシンプルな店を目指しています。

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プロジェクトK⑤ ~灯篭に明かり復活~

こんにちは。喜代川です。

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先日間に合わなかった電気工事の続きがありました。

これで2階の明かり関係はほぼメンテナンス完了です。

 

おまけとして、お座敷玄関にあった灯篭の電気をつけかえてもらいました。

写真では分かりにくいかもしれませんが、ほんのり灯っています。

これからの寒い季節、ほんわか温かみのある感じになりました。

 

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雨漏り

こんにちは。喜代川です。

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厨房天井にてまた雨漏りです。。

プロジェクトKリーダーの建築士さんにすぐ報告しました。そろそろ本腰を入れねばなりません。

 

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ダクト掃除

こんにちは。喜代川です。

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うなぎの火鉢のところのダクト=換気扇のお掃除をしてもらいました。

 

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うなぎは脂が多いので、換気口はかなり汚れます。

汚れを放置すると、この脂に引火して火事になる恐れも。。

飲食店の火災の原因の一つです。

 

業者さんにしっかりきれいにしてもらいました。

 

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プロジェクトK④

こんにちは。喜代川です。

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この連休は電気関係の工事です。

2階のお座敷も畳を剥し、配線の手直しをしてもらいました。

なんと、おそらく昭和2年からほぼ手つかずの状態だったようです。。

 

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若手チーム。埃が舞うのでマスクをして完全防備。

 

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なぜなら、こんな体勢での作業も

 

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電気チームのボス。Kさん。ボスといえどもこんな格好で奮闘!

 

喜代川プロジェクトチーム、の一員として信頼している皆さんなので

安心して工事をお任せしております。今回終わらなかった部分はまた来月来ていただくことになりました。

 

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プロジェクトK 建物調査報告書

こんにちは。喜代川です。

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喜代川 建物調査報告書 が出来上がりました。

今まで何回にも及ぶ調査をまとめていただいたファイルです。

建築士さんらによる構造調査の結果です。

 

これにもとづいて修繕計画を立て、着手していくのですが

やはり建物は末期ということが明確になりました。

 

床下も木が腐っている個所があります。

 

正直、これは大がかりなプロジェクトになることが否めません。

ある時期にまとまって休業せざるを得なくなるかと思います。

 

しかし、この昭和2年築、戦争前から残るこの建物を後世へ残すことは私5代目の使命だと考えております。

 

また近況を報告してまいりますのでどうぞ皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。

 

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プロジェクトK③

こんにちは喜代川です。

 

プロジェクトK、こと喜代川修繕プロジェクト第3回です。

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雨漏りの原因となっている中庭の仮修繕。プロジェクトリーダーのSさん。

台風・ゲリラ豪雨に備えて縁から水が入ってくるのを極力防げるようにしていただきました。

本格修繕までの仮補修です。

 

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隠し撮りKさん。電気チームのボス!

屋根のビーム球に水が入り漏電の危険があったため緊急にLEDへ交換いただきました。

その他、老朽著しいブレーカーの交換、すでにおかしくなっていた非常灯の交換も完了。

炎天下の中ありがとうございます。

 

プロジェクトKまだまだ始まったばかりです。引き続き応援よろしくおねがいいたします。

 

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プロジェクトK②

こんにちは。喜代川です。

 

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畳を剥し、床下の状況を調べました。大がかりです。

 

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使用済み切手ボランティア

こんにちは。喜代川です。

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使用済み切手を寄付したところ、社会福祉協議会さんからニュースレターをいただきました。

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お名前を拝見すると、個人よりも企業で収集なさっているところが多いようです。

郵便物の量は個人よりも会社のほうが圧倒的に多いですよね。

何気なく捨ててしまうものが誰かのお役にたてば幸いです。

これからもコツコツ集めていきます。

 

一人でなかなか寄付しにくい方は、手前どもでお預かりしますのでどうぞお気兼ねなくお持ちください。

 

中央区社会福祉協議会:http://www.shakyo-chuo-city.jp/index.html

 

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プロジェクトK本格始動 男のロマン

こんにちは。喜代川です。

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「プロジェクトK」本格始動です。

始まりはこちら:https://www.unagi-kiyokawa.com/blog/2013/02/post-308.php

 

主導いただく一級建築士Sさんのもとに、構造計算Fさん、電気関係Kさん、大工さん、排水管、害虫対策の各分野プロの皆さんが集結し、チームでスタートしました。

 

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2階お座敷は畳を剥し床に穴をあけ1階天井裏をチェック。

 

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初めて開けた2階の屋根裏はこんな感じでした。本邦初公開。撮影Kさん。

電気屋さんもびっくり!なかなかお目にかかれない旧式の電気配線だそうです。

あまりの古さ・歴史に、プロとしてロマンを感じてしまったとのこと。

 

喜代川は昭和2年の建物です。当時の設計図や改築図面などの記録は残っていません。

つまり、今に残っている経緯が把握できていないのです。

これでは後の世に残し続けるのに適当とは言えません。

 

今回は耐震対策も兼ねて、まずどうなっているのかの全体像を把握します。

その後、ではどこを、いつ、どのように補修していくのかの計画に入ります。

 

「出来うる範囲で現状を残す」を指針に動いてまいります。

正直、お金もかかります。

喜代川にお越しいただくことがこのプロジェクトの重要な支えになりますので

ご賛同いただける方はぜひご来店、応援ください!

 

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テレビ取材

こんにちは。喜代川です。

 

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昨日某テレビの取材を受けました。

お客様にご協力いただきインタビューも受けたのですが、、残念。編集カットでした。。

GDP発表を受けて、巷の景気をはかるために手前どもをお選びいただいたようです。

K様、S様ありがとうございます。

 

放映はされなくとも、普段お客様と接していて景気がよくなる兆しは確かに感じております。

あくまでも肌感覚ですが。

一番高い「竹」が多くなったり、夜おひとりでふらっと立ち寄る方が多くなったり。

 

自分へのご褒美に、また、ゲン担ぎに。喜代川のうなぎをどうぞ(^v^)

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店内LED化

こんにちは。喜代川です。

 

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お昼休みを利用して店内の電球をLEDへ交換していただきました。

配線の劣化問題など新たな課題も見つかりましたが、ひとまずはこれで完了です。

喜代川の特色である、落ち着いた雰囲気はそのまま残すことができていると思います。

YさんKさん、ありがとうございます。

 

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大洪水

こんにちは。喜代川です。

 

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週末の雨はすごかったですね。喜代川2階のお庭はすごいことになりました。

ご覧いただけますでしょうか?まるで湯けむり温泉のごとく水浸しに・・・。

 

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庭の真下にある厨房もこんな風に雨漏りです。

状況を動画でリアルタイムで建築士さんにお伝えし、原因および仮対策案もたてました。

電気の配線も多い個所ですので漏電が心配です。

お座敷の雨漏りの後は、お庭の対策を緊急にいたします。

 

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屋根の応急処置

こんにちは。喜代川です。

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先日の雨漏り の応急処置として屋根に少し手を加えていただきました。

瓦、および屋根裏を見てもらいあらためてびっくりです。

恐らく建てた当時からほぼそのままの状態のようです。

よって瓦の置き方も旧式で地震対策にも適しているとはいえない様子です。

 

今回の作業はとりあえずこの週末の暴風雨対策で、本当に仮の仮手当です。

梅雨前にはもうひと手間、さらに、建物の長期保存にはさらなる処置が必要です。

先の長い話ですが、地道にこつこつと進めてまいります。

 

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雨漏り

こんにちは。喜代川です。

 

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昨日今日と雨が続きました。

喜代川2階お座敷では初めての雨漏りが。。

応急処置はしましたがぽたぽたと垂れる個所が2か所も。

築80年以上の建物です。プロジェクトKを主導いただくSさんとともに修繕に努めます。

 

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LEDへ交換

こんにちは。喜代川です。

 

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店内の電球をLEDへ変更すべく業者の方に来ていただきました。

喜代川らしさを失わず、雰囲気はそのまま残せるよう調整します。

Kさん、Yさん、宜しくお願いいたします。

 

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お庭修繕

こんにちは。喜代川です。

 

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喜代川名物!?2階のお庭ですが、木の囲いが腐ってしまい見るに堪えない姿になっていました。。

これではあまりにもみっともないと思い、Fさんに相談したところなんと古瓦を手配していただきました!

普通、1枚いくらで買うものですのに、、、ありがとうございます。

 

連休を使って頑張って直してみました。何ぶん素人作業なものでお恥ずかしいですが

本修繕までの仮ということで少しでも見栄えがよくなればと思います。

 

気になるビフォー&アフターの後者の姿は・・・どうぞお座敷ご利用時にご確認くださいませ。

 

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プロジェクトK ~お金では買えないもの~

こんにちは。喜代川です。

 

 

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プロジェクトK、こと喜代川の建物を後の世にも残すべく色々と動いております。

今日は一級建築士Sさん、FさんIさんご夫妻、にお越しいただきまして打ち合わせをしました。

 

喜代川の建物は昭和2年に建てられました。関東大震災後です。

第2次世界大戦の戦火もまぬがれた珍しい建物です。

商売としての店舗、としても大切ですが、中央区、日本橋、小網町、の歴史を残すうえでも貴重な存在だと考えております。壊してビルにするのは簡単ですが、私は絶対そんなことはしたくありません。

 

歴史はお金では買えません。今まで140年(建物としては80数年)続いてきた、とすればまた同じ140年(80年)つづくように「今」を務め次の代にバトンを渡す、ことが使命だと考えております。

 

今お越しの皆さまのお孫さん、ひ孫さん、まで残る店づくりを考えております。

引き続き応援よろしくおねがいいたします!

 

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エアコン修理

こんにちは。喜代川です。

 

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今日は1階テーブル席のはめ込みエアコンの取り換えをしてもらいました。

昨年の夏、やけに暑いなぁと感じておりましたところ、もう機械が寿命だったそうです・・・。

どうりで室外機がキリキリ鳴いていました。

 

朝9時頃から始めて、終わったのが18時過ぎ。結構大がかりな作業でした。

お陰様ですぐ部屋が暖まるようになりました。

Kさんありがとうございます(^v^)

 

冬の間はエアコンと灯油ストーブをで寒さ対策をしております。

外は寒いですが、どうぞお運びくださいませ。

 

うなぎ喜代川 5代目若女将

※1月15日(火)から新春限定お重2,000円(1日限定10個)スタートです

伝統を引き継ぐ

こんにちは。喜代川です。

 

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先週日曜日に左官さんに来ていただき、壁の補修をおこないました。

結構本格的です。

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いくら古いからといってボロ屋ではお客様をお迎えするに堪えませんので。

 

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階段の危険な部分もさすがの職人技で手を入れていただきました。

あと1回で仕上がります。

今回とあるご縁で一級建築士さんと巡り合い、色々と手配をお願いしております。

「せめて、孫の代までこの建物を残したい」、という私の想いを汲んでくださって、

付け焼刃的ではない、長期を見据えての修繕を検討いたしております。

商いに影響の少ないようにとは考えておりますが、この先も皆様のご理解ご協力をお願いいたします。

 

うなぎ喜代川 5代目若女将

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