2015年10月/うなぎ喜代川5代目ブログ

2015年10月

うなぎコーラ始めました

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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あの人のどこがいいかと問う人に
どこが悪いと問い返す ~都々逸~
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圧倒的存在感!
巷でふつふつと話題の「うなぎコーラ」を入荷いたしました。

丑の日直前の今年7月21日に発売し以来売れ続けているという、
前代未聞日本の国民的愛好品「うなぎ」と「コーラ」の運命の出逢いです。

丑の日までは話題になってもそれ以降は売り上げが落ち込むだろう、という周囲の予測に反し
着々と口コミで広がっているお品です。

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うなぎは文化、と常日頃から考えている手前どもとしては見過ごす訳にはまいりません。
早速販売元である静岡県老舗飲料メーカー木村飲料株式会社さんへ問い合わせ、サンプルを入手いたしました。

タレを彷彿させるパッケージに、最初はスタッフ一同おそるおそる口にしましたが驚きの結末が!

私のつたない描写よりも、季刊誌「うなぎ百選」さんが素晴らしい説明をなさっていらっしゃいましたので引用させていただきます。

”見た目はうなぎのタレそのもの、鮮やかな飴色の液体が透明な瓶の中で揺れている。ひとたび瓶を開けると、炭酸の抜ける音とともに甘いコーラの香りが漂ってきた。匂いは、普通のコーラを変わらない。コップに注ぐと、細やかな泡が大量に発生し、まるでうなぎの群れが立ち上る様子を思わせる。恐る恐る、一口飲んでみると・・・全身に衝撃が走った。口当たりははじける炭酸が強く、後からコーラの甘みが追いかけてくる。飲めば後味はさっぱりと、口の中で消えていく。そう、これはまさしくコーラだ。誰もがよく知っている、あのコーラの味なのだ。もう1度ラベルを見直して見る。これは間違いなく「うなぎコーラ」だ。木村飲料が3年もの年月をかけて開発した「うなぎエキス」の入った、コーラのはずだ”

(うなぎ百選 2015秋号 10p)

うなぎ好きには一度はお試しいただきたい
江戸と現代をつなぐうなぎコーラでございます

発売元:木村飲料株式会社 ← クリスマスの思い出「シャンメリー」の製造元です。

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喜代川 一品 うざく

うざく

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疲労回復作用のあるお酢のさっぱりとした口当たりで脂ののったうなぎをさっぱりと頂けます。

是非どうぞ。

ほかのお品書きは こちら

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プロジェクトK 第二章 ~文化財登録への道~

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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早く出雲へ飛脚をたてて
結び違いのないように ~都々逸~

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プロジェクトK 第二章 ~文化財登録への道~ が本格的に始動しました。

修繕をまとめてくだすった現場監督と、行政の担当者さんをまじえての打ち合わせをでございました。
手前どもが目指しているのは国(文化庁)での登録です。

この登録制度は,”近年の国土開発や都市計画の進展,生活様式の変化等により,社会的評価を受けるまもなく消滅の危機に晒されている多種多様かつ大量の近代等の文化財建造物を後世に幅広く継承していくために作られたもの”です。
(文化庁HP:http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/yukei_kenzobutsu/)

手前どもは初代より日本橋小網町という街で140年にわたり商いを続けてまいりました。建物は関東大震災で一度建て直しをしたものの戦前昭和2年より戦禍を免れて今日にいたっております。この建物・景観を後世に残すのは一商いを超えた使命だと考えております。

文化庁への申請には実に様々な資料が必要で、

 1、建築史的意義 

 2、文化的意義

の両側面からアピールしてまいります。1、はプロである建築士チームに託し、店側では2、文化的意義に関する資料収集を。何分口伝が多いので記録媒体をどれだけ集められるか難しいですが、「うなぎ喜代川」の歴史を紐解いていくようで静かにわくわくいたしております。当代5代目のライフワークとしてひとつの形に残せるよう精一杯努めます。

いろいろなご縁に心より感謝いたしております。うまく結ばれますように。

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毎日日本髪 丸髷 自分で結っています

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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店では丸髷(まるまげ)でいることが多いです

NHK朝ドラ「あさが来た」のあさちゃんみたい、と言われます 「びっくりぽん!」です

あさちゃん、は祝言後にこの髪型になりました

そう、丸髷とは既婚女性の代表的な髪型です

地毛です。正式な日本髪ではありませんが、毎日自分で結っております

建物や雰囲気に合うように心がけております 

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週刊朝日 「文豪の愛した一皿」

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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週刊朝日10.9 巻頭 「文豪の愛した一皿」に掲載いただきました。
渡辺淳一先生 「化身」 からの一節とともにです。

「化身」は1984年から1985年にかけて日本経済新聞に掲載されました。
喜代川は<喜代村>という名で主人公2人の食事の場面で描写いただいております。

手前ども2階座敷廊下には当時新聞に掲載されました挿絵(画:小松崎邦雄 先生)
を飾っています。リアルタイムで日経をお読みでしたお客様には懐かしい思い出とのこと。

さわやかな秋風とともにゆったりとおうなをお召し上がりいただけますよう。

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うなぎ百撰 2015秋号 「会員便り」

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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お待たせいたしました!

年に四度のお愉しみ<うなぎ百撰>2015秋号が届きました。
今号の「会員便り」は若女将が担当いたしました。
多くの方にお読みいただきたいので付箋を貼ってお知らせしております。

うなぎ百撰は全国のうなぎ専門店かつ会員店のみで配布いたしております。
ただでさえ配布場所が少ないのに加え、橘右之吉さんによる喜代川千社札シールが貼ってあるものが入手できるのは店頭のみです。

どうぞお早めにお持ちくださいませ。

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