プロジェクトK-2 文化財登録への道/うなぎ喜代川5代目ブログ

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プロジェクトK-2 文化財登録への道

登録有形文化財プレート 届きました

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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文化庁より、登録有形文化財プレートが届きました。

喜代川にはこれが必要だと直感的に感じ、5年前嫁いだ時に決めました。

胸を張って文化財と名のれるよう、創業以来初の長期休業をとり、大規模修繕を行いました。

修繕費用はもちろんですが、休業中にお客様に忘れられてしまうのではないか、
この決断は的外れなのではないか、、と怖さに揺れました。

このプレートには「この建物は貴重な国民的財産です」と記載されています。
とても感慨深いです。


なぜ、喜代川を文化財にしようと思ったのか、その発端、過程には数々のシンクロ、戦略、想いがありました。たくさんの方に助けていただきました。いづれまとめたいと思います。

※チーム喜代川大工さんに取り付けてもらう予定です。完了しましたらまたお知らせさせてください。
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速報 文化財決定

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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■速報■

文化庁より正式告知されました

喜代川、登録有形文化財認定を受けました。

これにて、皆さまに正式な「文化財」にてうなぎをお召し上がりいただけることとなりました

今後とも末永くご贔屓賜りますよう
何卒よろしくお願い申し上げます

何を食べるか×どこで食べるか

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文化庁視察でした 

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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登録有形文化財カウントダウン

文化庁、東京都、中央区、の担当者による、登録有形文化財へ向けての視察でした。

10月に文化庁へ書類をあげ、あとは事務手続き待ちとなります。

2018年3月には正式に文化財として認定を受ける予定です

若女将として嫁いでから実に5年越しの夢が実に今叶いつつあり、今静かなワクワクを感じております。

いらしたお客さまにとってより豊かな空間であれるよう願っています。

素敵だなと思ってくださる方とベストなタイミングでお目にかかれますよう願っております

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中央区近代建築物パネル展

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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■喜代川 パネル紹介されます■

中央区近代建築物パネル展 @中央区立郷土天文館 〜まちを彩り歴史を語る建物たち〜

6月4日〜7月3日 入場無料

※6月11日土曜日 には調査に携わった語り手によるギャラリートークもあるそうです

まちを彩り、歴史を語る建物でありたいです

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写真で分かる 喜代川大修繕

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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早いもので、4ヶ月休業した大規模修繕から1年が経ちました
どんなに崩し、どれほどまでに復元したのか写真でご覧いただけます。びっくりぽんです
http://www.cal-house.com/project.html


※工事監督 キャルハウス さんHP

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写真で紐解く喜代川

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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プロジェクトK第二章 ~喜代川文化財登録への道~ 

修繕工事を監修くだすった建築士さんらとミーティングを行いました

今回の目的は、「現建物が昭和2年築であることの証拠を見つける」です

現在の店舗建物は、前の建物が関東大震災で焼けてからのち昭和2年に2年半の歳月をかけてつくられました
、がしかし、その情報はあくまでも口伝でございまして棟柱への明記や施工大工などの物的証拠は手元にございません 修繕期間中も意識して探していただきましたが出てきませんでした

間に戦争をはさんでいますので、一時疎開していた状況も考えますとそのような資料も廃棄されてしまったかと思います 現存で最古の写真は3代目のものでございます

幸い、4代目が誕生したときに建物の前で撮った集合写真が見つかりました
これにより、昭和9年には確実に現在の姿で存在していたことが明らかになりました
文化財登録にはこの情報だけで十分です

しかし、記憶というものは他者にも伝わる媒体に残しておかないといづれ消えてなくなってしまうものです
今この瞬間にとっては「日常」ですが50年100年後からしたら知っておきたかった「過去」になります

火を消すのは簡単ですが灯しつづけるのはむずかしい

いづれ、一商売を超えて地域の歴史としてお役にたてるようコツコツ続けてまいります

皆様の歴史のなかの一コマに

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三代目女将

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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傘になりたや こうもり傘に

主にさしたりさされたり     ~都々逸~

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文化財申請にあたり、昔の写真を調べております。
こちらは三代目女将「とよ」です。おそらく昭和20年代(1950代)だと思われます。

今と変わらぬお座敷入口。

古きよき風情がここにあります

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谷崎潤一郎 「幼少時代」 ~谷崎と小網町喜代川の関係 ~

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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ふるさとは田舎侍にあらされて

昔の江戸のおもかげもなし       ~谷崎潤一郎 1962年(昭和37年) ~

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喜代川の歴史をあらわすのに欠かせないのが、谷崎潤一郎による随筆です。

昭和31年、数え年71歳の時に「文藝春秋」に綴った生い立ちの物語の中で
「今もあるはずの、小網町の喜代川という鰻屋の鰻もよく御馳走になった」とあります。

谷崎が日本橋界隈に住んでいたのは明治ですので、目にしたのは関東大震災前の店舗でございます。
どんな様子であったかの描写がないのは残念ですが、確かに小網町に喜代川があったことを物語る記録でございます。

手前どもの3代目女将<とよ>が嫁いできたのが昭和3年(22歳)と記録にありますので、谷崎が口にした鰻は
初代もしくは2代目の時分でしょう。

冒頭の句にあるように、平成のにおいても日々昔の面影を失いつつある街並みではありますが
手前どものような店が往年の息遣いをお伝えしていければと考えております。

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プロジェクトK 第二章 ~文化財登録への道~

こんにちは。うなぎ喜代川です。

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早く出雲へ飛脚をたてて
結び違いのないように ~都々逸~

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プロジェクトK 第二章 ~文化財登録への道~ が本格的に始動しました。

修繕をまとめてくだすった現場監督と、行政の担当者さんをまじえての打ち合わせをでございました。
手前どもが目指しているのは国(文化庁)での登録です。

この登録制度は,”近年の国土開発や都市計画の進展,生活様式の変化等により,社会的評価を受けるまもなく消滅の危機に晒されている多種多様かつ大量の近代等の文化財建造物を後世に幅広く継承していくために作られたもの”です。
(文化庁HP:http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/yukei_kenzobutsu/)

手前どもは初代より日本橋小網町という街で140年にわたり商いを続けてまいりました。建物は関東大震災で一度建て直しをしたものの戦前昭和2年より戦禍を免れて今日にいたっております。この建物・景観を後世に残すのは一商いを超えた使命だと考えております。

文化庁への申請には実に様々な資料が必要で、

 1、建築史的意義 

 2、文化的意義

の両側面からアピールしてまいります。1、はプロである建築士チームに託し、店側では2、文化的意義に関する資料収集を。何分口伝が多いので記録媒体をどれだけ集められるか難しいですが、「うなぎ喜代川」の歴史を紐解いていくようで静かにわくわくいたしております。当代5代目のライフワークとしてひとつの形に残せるよう精一杯努めます。

いろいろなご縁に心より感謝いたしております。うまく結ばれますように。

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